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学部・学科紹介

講義概要

科 目 名 開講年次 開講期 単位数
経済史 1 前期 2
担 当 者 名(ふりがな) 科目区分 全学共通・選択必修
(りゅう はっす) 学生との連絡方法:
授業支援システム:ユニプルーブ(イッツクラス)を活用します。または、授業の初回時に連絡します。
柳 学洙
授業の目標 - 到達目標-
 現代の資本主義経済システムがなぜ西洋世界で誕生したのか、そしてどのような力学によって世界中に拡大していったのかについて、基礎的な知識を身につけることを目標とする。
科目の位置づけ - この専門分野の領域-
 「経済」という視点から歴史を捉え、現代の世界経済を歴史的視野の中に位置づけて考える能力を身につけることは、グローバル化した世界でビジネスを行う上で、非常に大きな強みとなります。
 「経済」とは人間の営みの根幹をなす活動であり、世界を動かす原動力でもあります。目まぐるしく変化する近年の世界情勢を理解し、これからの行く末を考える上で、過去の歴史は多くのヒントを与えてくれます。また、「経済史」で扱う内容は、「初級経済学」や「国際貿易論」、「国際関係」などにも関連します。グローバル経済コースを専攻する学生にとっては、2年次以降の科目を理解する上でも有用な講義となるでしょう。
授業の内容・講義手法の概要
 現代の資本主義経済システムがどのように生まれ、どうして拡大したのかという点に注目して授業を進めていきます。前半5回は資本主義が誕生する前の世界経済の歴史を見渡し、第6回から、資本主義経済が世界システムとして拡大し、現代にまで至る過程を追っていきます。過去の世界を具体的にイメージするため、講義では映像資料などの補助教材も積極的に用いる予定です。
授業の方法
配布資料および映像教材を用いて講義を行います。
授業計画
1.
イントロダクション−「経済」の視点から歴史を捉える
2.
狩猟採集社会から農耕社会への転換−「文明」の誕生
3.
東西世界の勃興と交流
4.
中世ヨーロッパの都市と農村
5.
貨幣の流通と商業の発達
6.
大航海時代−近代世界システムの成立と展開
7.
砂糖と紅茶が世界を回す−「世界商品」と奴隷貿易
8.
イギリスの「産業革命」と「覇権(ヘゲモニー)」
9.
西洋「資本主義」による世界の再編成
10.
帝国主義の時代と第一次世界大戦
11.
世界大恐慌とブロック経済圏
12.
第二次世界大戦と「パクス・アメリカーナ」
13.
現代の世界経済(1):米ソ対立と世界経済の成長
14.
現代の世界経済(2):「パクス・アメリカーナ」の動揺と新興国の台頭
15.
まとめと復習
成績評価の方法・基準
 定期試験(50%)と小テスト(2回)の成績(20%)、そして参加度およびコメント票(30%)で評価します。
指定教科書、参考文献など
 教科書は特に指定しませんが、経済史の流れをつかむための参考書として、以下を推薦します。
 金井雄一他(編)「世界経済の歴史―グローバル経済史入門―」(名古屋大学出版会)
 大江一道「世界近現代全史(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)」(山川出版社)
履修上の留意点
 歴史を深く学ぶためには、「イメージ」の力が絶対に必要となります。何百何千年も昔、海を越えた遠い世界に生きた人々の営みを、ぜひ生き生きと想像してください。
事前準備学習・その他
 配布資料ではキーワードを強調しますので、それを参考にして自習すれば、より理解が深まります。
 また、コメント票での質問を歓迎します。経済史の理解に役立つ質問は授業内で取り上げ解説します。