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学部・学科紹介

講義概要

科 目 名 開講年次 開講期 単位数
循環型社会論 2 後期 2
担 当 者 名(ふりがな) 科目区分 全学共通・選択必修
(こだま たけお) 学生との連絡方法:
授業の初回時に連絡します。
小玉 武生
授業の目標 - 到達目標-
 主な環境問題のトピックスについて基礎的な理解を深めながら、環境問題への対応を内在化させた社会の仕組みづくりの必要性、課題について考えることをねらいとします。社会問題として環境について、基礎的な知識をもった上で、対応の仕方や課題について自分の意見が言えるようになることを到達目標とします。
科目の位置づけ - この専門分野の領域-
 環境問題は現代人にとって必須の基礎知識です。これからは一市民としての生活行動も企業の経営活動も、環境問題への配慮なしには考えられません。すでに多くの企業が環境への対応をビジネスの中心に据え、重要な経営課題として活動を行なっています。教養科目/ 環境理解領域の科目です。将来の進路に関わらず、21世紀最大の課題である環境問題に広く関心を抱き、考察する契機とするよう求めます。
授業の内容・講義手法の概要
 本科目では、まず環境問題の全体を概観し、後半は具体的なテーマについてそ れぞれの対策や今後の取組みについて検討を進めます。具体的には次のような テーマが取り上げられます。「公害問題」と「環境問題」は同じなのか/地球温暖化問題に日本はどのように対応すべきか/TVや冷蔵庫はどのように処分されているか(家電リサイクル法の仕組みと課題)/3つのR(リデユース、リユース、リサイクル)と包装容器・廃棄物処理問題/製造業・流通業の環境経営(ISO14001の認証取得)等。“ 脱・大量生産、脱・大量消費、脱大量廃棄” 最近よく耳にする言葉ですが、個人の意識や社会システムが今のままでは循環型社会は実現されないでしょう。転換のために何が必要なのか。市民参加や市場メカニズムの活用などにも着目しながら、さまざまな角度から環境問題を検討します、これからの社会のあり方を考える基礎的な理解力を身につけることを目標とします。
授業の方法
 講義
授業計画
1.
なぜ環境問題が重要か(携帯電話は宝の山)
2.
「成長の限界」と3つのR(もし世界が100人の村だったら)
3.
イースター島のモアイ像は何を語りかけているのか(持続可能な社会)
4.
環境問題とリサイクル(処分場問題)
5.
狂牛病とNo regret policy/拡大生産者責任とは
6.
環境の価値を図ることは可能か(バルディーズ号事件・プレステージ号事件)
7.
ごみの有料化問題/ 容器包装リサイクル法
8.
CSR(企業の社会的責任)と環境報告書
9.
チェルノブイリ原発事故/ 環境問題とエネルギー政策
10.
カーソンの“ 沈黙の春” は何を伝えたか(焼却処理とダイオキシン問題)
11.
地球温暖化問題と日本の対応1
12.
地球温暖化問題と日本の対応2
13.
公害と環境問題は同じか
14.
環境配慮型市場経済の8原則/企業の環境活動について
15.
確認テスト
成績評価の方法・基準
 授業参加の積極性(出席率・コメント票の記述内容50%)、および確認テスト、レポート、試験(50%)などによって総合的に成績を評価します。
指定教科書、参考文献など
 特定の教科書は使用しません。
 毎回資料を配布します。
履修上の留意点
 毎回時事問題や流通についてのトピックスを取り上げ、皆さんにも考えてもらいます。
事前準備学習・その他
 日頃から新聞をよく読み世界や社会の動向把握に努め、つねに、その背景にある問題や政策について考える意識を持つことが大切です。要点整理のメモを作成してみましょう。