HOME > 学部・学科紹介 > 履修科目一覧 > 講義概要
学部・学科紹介

講義概要

科 目 名 開講年次 開講期 単位数
経済政策(読替:公共経済学) 2 後期 2
担 当 者 名(ふりがな) 科目区分 学部共通・選択必修
(まつざわ ゆうすけ) 学生との連絡方法:
授業支援システム:ユニプルーブ(イッツクラス)を活用します。または、授業の初回時に連絡します。
松澤 祐介
授業の目標 - 到達目標-
 (1)政府の経済活動・介入の根拠 (2)公益事業の在り方、公共財の供給(3)経済規制とその影響 (4)所得の再配分 (5)マクロ経済の安定化
科目の位置づけ - この専門分野の領域-
 経済における「政府」の役割について学習します。初級経済学で学んだように我々の日常生活において経済活動の主体は「民間」が主体で、「市場」を通じて価格や数量が決まるとされます。しかし、必ずしも民間や市場に任せていては、経済的に望ましくない状況も生じてきます。不況で失業者が増えた場合、そのままでは治安も悪化しますし、サービスを購入しなくなるでしょう。公園や道路は民間の会社が計画して建設、運営してくれるでしょうか。このようにみると、政府が経済活動・経営を行う、もしくは介入する役割があることに気が付きます。一方で政府が介入しすぎたり、公共サービスの提供のために税の負担を高めたりすると、経済の活力を失う可能性もあります。諸君は将来サービス産業での活躍を予定していることと思いますが、サービスのプロとして社会に出た際、政府はどの程度経済に介入すべきか、を考える一助となる講義とします。
授業の内容・講義手法の概要
 なぜ政府が存在し、経済政策を行うのか、という政府の役割の基礎的理解から始め、現在の日本経済の抱える電力や交通など公益事業、年金、消費税、財政赤字、「インフレ・ターゲティング」といった金融政策などの課題も視野に入れながら講義を進めます。時事的な内容を伴いますので、新聞・専門誌の記事やニュース映像も講義に盛り込んで、理解を深めていきます。授業の理解を深めるため、政策当局者にゲスト講師として登壇してもらう可能性もあります。
授業の方法
 講義
授業計画
1.
経済政策とその必要性
2.
市場機構と外部性
3.
公共財
4.
公益事業(1)
5.
公益事業(2)
6.
情報の経済学と経済政策
7.
経済規制と競争政策
8.
再分配政策の概要
9.
年金と医療
10.
財政の役割と税制
11.
財政政策の理論と安定化政策
12.
日本の財政政策の展開
13.
金融政策
14.
日本経済と経済政策の課題
15.
まとめ
成績評価の方法・基準
 定期試験の成績(50%)と講義中の小テスト、提出課題(50%)で評価します。
指定教科書、参考文献など
 瀧澤弘和他(2016)「経済政策論」慶應義塾大学出版会
履修上の留意点
 特にありません。
事前準備学習・その他
 安倍内閣の経済政策「アベノミクス」や日銀の「マイナス金利政策」に関する議論が、国内のみならず世界でも注目され、論議を呼んでいます。日本経済新聞(日経)など新聞記事やテレビのニュース番組を毎日参照する習慣を作りましょう。