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学部・学科紹介

講義概要

科 目 名 開講年次 開講期 単位数
民法Ⅰ 3 前期 2
担 当 者 名(ふりがな) 科目区分 学部共通・選択必修
(わち けいいち) 学生との連絡方法:
授業支援システム:ユニプルーブ(イッツクラス)を活用します。
和知 惠一
授業の目標 - 到達目標-
 市民社会の基本法である民法という法律には、全体としてどのようなことが規定されているのかを理解します。民法第一編(総則編)の規定内容、特に財産法の基本原則や、法律関係を作り出す法律行為とは何か、またその主体と客体について理解し、簡単に説明できる力を付けることを到達目標とします。
科目の位置づけ - この専門分野の領域-
 社会生活において、誰もが毎日の様に行わなければならない財産的な行為(売る・買う、借りる・貸す、貰う・あげる等)を規定している民法の第一部(財産法)について学びます。特に、基本原則を定める第一編(総則編)を中心に学びます。民法は、私法の一般法であるとともに、日本の法システムを理解する上で必要不可欠な多くの制度を含んでいます。したがって、民法の仕組みや原則を理解することは、いわゆるリーガル・マインドを持つためにとても重要です。このリーガル・マインドを持つことにより、社会に出たときに直面する多くの法律問題に対処する方向性をさぐることができるようになるでしょう。
授業の内容・講義手法の概要
 売ったり買ったり(財産行為)することができる(主体)は誰なのでしょうか。貸したり借りたりする相手は誰なのでしょうか、また、あげたり貰ったりするもの(目的)(客体)は何なのでしょうか。という基本的なことから理解していきます。たとえば、犬や猫はお店で買い物ができますか、赤ちゃんが土地を買う事は出来るのでしょうか、買えないとすると、それはなぜなのでしょうか。買えるとするなら、どのようにすれば良いのでしょう。18歳の大学生が、両親に内緒で、自動車を買ってしまったとき、事故を心配した両親が、この自動車を売った販売店に申し出て、契約をやめさせることはできるのでしょうか。こういった具体的なことを題材にしながら、講義を中心に学んでいきます。また、理解を助けるために、ほぼ毎時間、授業中に簡単な質問(小テスト)をすることで重要事項の確認をするつもりです。
授業の方法
 講義
授業計画
1.
講義、評価の方法および科目の特徴
2.
民法の歴史と成立、民法の構成
3.
民法の基本原理
4.
民法の基本原理の修正、権利の主体
5.
権利の主体(自然人と法人) 人の持つ能力
6.
権利の客体 物(動産と不動産)占有と所有
7.
法律行為(意義及び分類)、法律行為の成立要件
8.
制限行為能力者制度
9.
法律行為の有効要件
10.
意思表示
11.
意思の欠缺(けんけつ)、瑕疵ある意思表示
12.
代理
13.
時効
14.
条件・期限・期間
15.
まとめ
成績評価の方法・基準
 出席は必須です。授業への参加度(10%)+小テスト・コメント票(20%)+課題・レポート(10%)+学期末テスト(60%)で総合的に判断します。
指定教科書、参考文献など
 茂野隆晴編「プライマリー法学」芦書房、六法(有斐閣のポケット六法 最新版)
 すでに持っているものがあれば、それでけっこうです。その他 授業にて説明します。
履修上の留意点
 法学に関する、基礎的な知識が必要です。簡単な法律用語に関する知識(法と法律の違いがわかる)、六法を引くことのできる力、民法の条文を読んで何が書かれているかを理解する力などが必要です。したがって、履修の前提として、法学概論の内容を理解していることを求めます。
事前準備学習・その他
 毎回、前回の授業を振り返り小テストを行いますので、各自自宅で復習をしておくことが必要です。また、次回に学習する予定を教科書等で、確認し予習しておくことをお願いします。