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学部・学科紹介

講義概要

科 目 名 開講年次 開講期 単位数
民法Ⅱ 3 後期 2
担 当 者 名(ふりがな) 科目区分 学科専門・選択必修
(わち けいいち) 学生との連絡方法:
授業支援システム:ユニプルーブ(イッツクラス)を活用します。
和知 惠一
授業の目標 - 到達目標-
 民法第2・3編に規定される、物権及び債権の、それぞれにつき、種類とその内容を理解し、さらにこれらの権利が、どのようにして発生・変更・消滅するのかについても学びます。民法をその試験科目に持つ行政書士試験や宅地建物取引主任者資格試験、あるいは法学検定試験の4級レベルの財産関係問題にチャレンジできる力を付けることを到達目標とします。
科目の位置づけ - この専門分野の領域-
 民法Ⅰで学んだことを基礎知識として、財産生活に関する基本法である、民法第2編(物権編)及び、第3編(債権編)について学びます。物を直接に排他的に支配することができる権利(物権)と、人に対する請求権(債権)には、どのようなものがあり、これらの権利を取得したり、失ったりするのはどのような場合であるのかを、民法の条文に沿って学習します。
授業の内容・講義手法の概要
 物権は、物を直接・排他的に支配することのできる権利です。例えば「これは私の物だ。だから、売ったりあげたりすることができる。」といえる権利を意味する「所有権」や、「あなたに、貸したお金を返してもらえないときは、あなたの土地を売り払って、その代金を強制的に貰いますよ」といえる権利を意味する「抵当権」などがあります。民法は、このような物権を10種類のみ法定し、これ以外の物権を勝手に作り出すことを禁じています(物権法定主義)。債権は、特定の人(債権者)が特定の人(債務者)に対して、一定の請求をすることができる権利です。たとえば、貸した1万円を返せといえる権利「金銭債権」や、注文した寿司を届けろといえる権利「種類債権」などがあります。債権は自由に作り出すことが認められています。授業は、このように身近な具体的例を挙げながら、講義方式で行います。また、授業中に簡単な質問をし、小テストや挙手で答えて貰うことにより、重要事項の確認をいたします。
授業の方法
 講義
授業計画
1.
講義、評価の方法および科目の特徴
2.
物権の意義、物権法定主義
3.
物権変動、公示の原則と公信の原則
4.
占有権(占有の種類と占有の移転・即時取得)
5.
所有権の意義及び内容、取得方法
6.
所有権の効果、相隣関係
7.
用益物権、担保保物権(法定担保物権)
8.
担保物権(約担保物権)
9.
債権の意義と成立
10.
債権の効力(債務不履行)
11.
契約の種類と内容1(売買契約を中心に)
12.
契約の種類と内容2(賃貸借契約を中心に)
13.
不法行為
14.
事務管理・不当利得
15.
まとめ
成績評価の方法・基準
 出席は必須です。授業への参加度(10%)+小テスト・コメント票(20%)+課題・レポート(10%)+学期末テスト(60%)で総合的に判断します。
指定教科書、参考文献など
 茂野隆晴編「プライマリー法学」芦書房、六法(有斐閣のポケット六法 最新版)すでに持っているものがあれば、それでけっこうです。その他 授業にて説明します。
履修上の留意点
 民法の全体構成に関する知識、民法総則に規定されている内容を理解していることが必要です。したがって、この科目を履修するには、当然に民法Ⅰの内容を理解していることが前提となります。法律科目の未履修者の履修は、一切認められませんのでご注意ください。
事前準備学習・その他
 毎回、前回の授業を振り返り小テストを行いますので、各自自宅で復習をしておくことが必要です。また、次回に学習する予定を教科書等で、確認し予習しておくことをお願いします。