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学部・学科紹介

講義概要

科 目 名 開講年次 開講期 単位数
ブライダル文化論 3 前期 2
担 当 者 名(ふりがな) 科目区分 学科専門・選択必修
(たなべ ただし) 学生との連絡方法:
授業支援システム:ユニプルーブ(イッツクラス)を活用します。または、授業の初回時に連絡します。
田辺 忠史
授業の目標 - 到達目標-
 ブライダルを文化の側面から考察し、挙式・披露宴がいかにして成立しているかを確認することがこの授業の目標です。
科目の位置づけ - この専門分野の領域-
 ブライダルへ社会学的アプローチを試みます。社会学は、私たちの普段の行為や人間関係を出発点として、世の中のしくみを解明しようとします。この講義ではブライダルの文化的側面にスポットを当て、それを成り立たせている社会的要因を分析します。
授業の内容・講義手法の概要
 この講義では、ブライダルの前提である「婚姻」や「結婚」について考える事から始めます。そもそもどういうことだろうか、と考えます。さらに、自明とされているものをもう一度考え直します。「結婚」や「家族」は大きく変化しています。ちょっとだけ時間を遡って見てみるだけで現代の常識とは大きく異なる姿が見えてきます。なぜ?を考えます。
 挙式披露宴も同様です。「披露宴」だけではなく「挙式」も形式だけではなくその意味づけも大きく変化しています。また、歴史だけではなく、地域によっても社会階層によっても変化します。変化だけではなく「多様性」にも富んでいます。このような文化の「恣意性」や「相対性」について考えます。「恣意性」とは平たく言えば「何でもあり」のことです。
授業の方法
 授業は講義とグループワークで構成されます。グル−プワークはブライダル雑誌の「テキスト分析」を行います。「テキスト分析」とは社会調査法の「質的調査」です。
授業計画
1.
イントロダクション
2.
婚姻とは  一般的定義と文化的属性
3.
そもそも文化とは何か?
4.
挙式披露宴の歴史的変遷
5.
挙式披露宴  「しきたりと規範」と「その変化・超越?」  何でもありか?
6.
結婚する理由 --- 根拠・正当性は何か?   根拠・正当性を下支えするものは何か?
7.
恋愛と結婚 --- 「愛してるから」が根拠になるには   歴史的変遷
8.
恋愛と結婚 --- 「私事化」と「承認」  「私事化」の行方 
9.
結婚の私事化と挙式・披露宴   やはり何でもありか?
10.
イデオロギー装置と挙式・披露宴 
11.
イデオロギー装置と挙式・披露宴  グループワーク ブライダル雑誌の分析 (1)
12.
イデオロギー装置と挙式・披露宴  グループワーク ブライダル雑誌の分析 (2)
13.
イデオロギー装置と挙式・披露宴  グループワーク ブライダル雑誌の分析 (3)
14.
イデオロギー装置と挙式・披露宴  結局、何でもありか?  ナルシシズム?
15.
まとめ
成績評価の方法・基準
 平常点・コメント票(50%)、試験(50%)で評価を行います。
指定教科書、参考文献など
 必要に応じて適宜指示します。
履修上の留意点
 グループワークを行います。授業計画に明記していない回でも行う場合があります。積極的参加できることが条件です。また、ブライダル自体には関心がなくても文化論的アプローチに関心のある学生も歓迎します。
事前準備学習・その他
 毎回課される事前課題をきちんとこなしてください。ワークシートの復習をしてください。