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学部・学科紹介

講義概要

科 目 名 開講年次 開講期 単位数
経営戦略論 3 前期 2
担 当 者 名(ふりがな) 科目区分 学科専門・選択必修
(たかせ ひろし) 学生との連絡方法:
授業支援システム:ユニプルーブ(イッツクラス)を活用します。または、授業の初回時に連絡します。
高瀬 浩
授業の目標 - 到達目標-
 本授業の目標は、経営戦略の基本的な考え方を理解し、企業における経営戦略の重要性や競争優位を構築するための戦略策定のプロセスを実践でも生かせるようにすることです。そのために、高業績企業の事例を取り上げながら、実際にはどのようにしてそれらの企業は戦略を構築してきたのか、そのプロセスを辿りながら基本的な戦略策定の考え方の枠組み(フレームワーク)を学んでいきます。
科目の位置づけ - この専門分野の領域-
 企業活動の根幹をなす経営戦略は、企業が持続的な成長していく上で経営学を捉えると最も重要な科目の一つです。特に、グローバルにめまぐるしい変わる市場環境の変化のもとでは、限られた経営資源をより有効に活用していくために、企業には経営戦略上の「選択と集中」は欠かせません。従って、1年次から学んできた基礎経営学やサービスマネジメント論、マーケティング、経営組織論、ヒューマン・リソース・マネジメントなどの経営基盤科目や専門科目の知識も十分に生かされていきます。
授業の内容・講義手法の概要
 基本的には、教科書に照らしながら授業計画に沿って授業を行います。本授業では、身近な企業の事例を取り上げながら、業界内での競争優位を構築するための重要なフレームワーク重要をわかりやすく解説しつつ、それが実践でどのように活用されているのかを紐解いていきます。そのために、多くの企業の事例を扱いますが、その中でさまざまなことを皆さんに問いかけながら、理解を深められるようにしていきます。そこで、集中して授業が聞けるように講義で説明する要点をまとめたレジュメを毎授業で配布し、授業の最後には、理解度を確認するために講義に関するコメント票を課します。
授業の方法
 講義
授業計画
1.
講義・評価方法および科目の特徴 および 経営戦略とは
2.
戦略とは(戦略の定義、戦略の要素、3C分析とSWOT分析)
3.
業界構造の分析(業界構造と利益率、ファイブ・フォーシズ)
4.
戦略グループ(戦略グループの識別、移動障壁)
5.
競争の基本戦略(コストリーダーシップ戦略、差別化戦略、集中戦略)
6.
製品ライフサイクル別戦略(導入期、成長期、成熟期、衰退期の戦略)
7.
市場地位別戦略(リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーの戦略)
8.
中間試験
9.
能力基盤の競争(資源アプローチ、コア・コンピタンス)
10.
事業システムの構築(価値実現の役割分担、組合せの経済性)
11.
事業領域(ドメインとは、ドメイン設定の意義)
12.
成長戦略(アンゾフのマトリックス、多角化のタイプと成果、シナジー効果)
13.
経営資源(形態と性質に基づく分類、蓄積場所による分類)
14.
資源展開(PPMの枠組み・分析手順、内部資金の理想的配分)
15.
全体のまとめ
成績評価の方法・基準
 中間試験(30%)、期末試験(70%)に加えて毎授業で課すコメント票と授業への参画度等も加味し、総合的に評価します。
指定教科書、参考文献など
指定教科書: 嶋口充輝、内田和成、黒岩健一郎著 『1からの戦略論』 碩学社 2009年
参考文献: 伊丹敬之著 『経営戦略の論理 第4版』 日本経済新聞出版社 2012年
履修上の留意点
 身近な高業績企業は、今何に力を入れ、何をしていないのか、また、業績を悪化させている企業は何が問題なのか市場環境の変化とともに考えてみてください。こうした戦略策定を考える上での特徴を企業の事例から注意深く観察し、授業での学習と照らし合わせながら実践力を身に付けてください。
事前準備学習・その他
 授業での理解が深まるように事前に教科書を読んでから受講してください。また、受講後には復習として教科書の章末にある「考えてみよう」にもチャレンジしてみてください。こうした事前後学習によって、授業の理解とともに学習内容の整理や自らの考える力の向上にも繋がっていきます。