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学部・学科紹介

講義概要
区分
支援基礎看護分野 単 位
必修
科目名

看護学概論

2
担当者
小寺 栄子[専任] 配 当
1
開 講
前期
授業形態
講義
授業の概要
初めて看護学を学ぶ学生が「看護とは何か」という問いかけを行い、その本質的な意味を考え、今後、看護学を学んでいく上での基本的視点を養い、看護への興味関心を深めるための科目であり、看護学の学修に向けての導入部である。
到達目標
1. 生命を保護し、見守り、育てるという看護の本質的な機能を学ぶ。
2. 看護職の歴史的変遷を学び、現在そして将来において期待される看護職の役割と課題について学ぶ。
3. 看護の対象と目標、健康と看護、看護と人間・環境・健康との関わりについて理解する。
4. 統一体としての人間と健康、看護の関わり方について理解する。
5. 健康と生活の支援者としての看護の機能と役割について理解する。
6. 看護の発展の中で生み出された代表的な看護理論と、実践・理論・研究の関係について理解する。
7. 看護実践において用いられる問題解決過程の思考について理解する。
8. 看護職が抱える倫理的ジレンマと看護職の責務について理解する。
9. 保健医療提供システムの中での看護職の役割と今後の課題について考えることができる。
授業計画
第1回
1. ガイダンス:本学の建学の精神とカリキュラムの成り立ち
2. 4年間のカリキュラムと学習プロセスを理解する。
3. 看護職に対するイメージと役割についての認識を自覚する。
事後課題①(60分):入学時点での各自の看護職に対するイメージと役割についての認識を、課題用紙 1枚にまとめてくる。
第2回
1.ゼミグループで課題内容を共有し合う。各自の看護に対するイメージや認識を紹介し、看護に対する様々な考え方に触れる。
2.看護とは何か:看護の概念と定義、看護学の特性について理解する。
事後課題②(60分):グループメンバーの看護に対する認識を知り、どう感じ、何を考えたのかを課題用紙 1枚にまとめる。
第3回
看護の歴史的変遷1:
①原始古代、宗教と看護
②職業看護の芽生え:ナイチンゲールの活動について理解する。(DVD視聴、60分)
事前学習(60分):教科書p.30-46、「看護覚え書」を読み、ナイチンゲールの看護の捉え方を読み取る。
事後課題③(60分): DVD視聴により、ナイチンゲールの活動の意義をレポートにまとめる。
第4回
1.看護の歴史的変遷2:
①看護の専門職としての発達
②我が国における看護の発達、変化する看護の機能・役割の拡大について理解する。(DVD視聴、60分)
2.看護が専門職として発達するために必要な要件について理解する。
事前学習(30分):教科書 p.47-57を読む。
第5回
1.現代の保健医療提供システムの中での看護職の役割について理解する。
①看護師、保健師、助産師、准看護師の法律上の位置づけ
②他の保健医療職種との法的な関係
③看護教育制度
2.看護職の法律上の位置づけの課題と教育制度上の課題を理解する。
事前課題(90分):教科書p.150-160、98-206、207-211を読む。
第6回
看護の対象と目標、健康と看護の関わりについて理解する。
①看護と人間・環境・健康との関わり
②統一体としての人間と健康
事前課題(90分):教科書 p.59-101を読む。
第7回
健康と生活の支援者としての看護の機能と役割について考える。 事前課題(90分):教科書 p.59-101を読む。
第8回
健康と看護、看護の健康問題に対する関わり方について理解する。 事前課題(60分):教科書 p.104-122を読む。
第9回
DVD視聴:実践看護者の活動の視聴や語りの中から、看護が人に与える影響力と存在意義に気付き、それらを自分の言葉で表現することができる。 事後課題④(60分):看護活動の DVD視聴から読み取った看護の力と存在意義についてA4用紙 2枚にまとめ提出する。
第10回
看護の発展の中で生み出された代表的な看護理論と、実践・理論・研究の関係について理解する。 事前課題(30分):教科書 p.11-28を読む。
レポート課題提示:「ひとを全人的に捉えるとは」下記「成績評価と基準」参照
第11回
1.看護理論を理解するための枠組みについて理解する。
2.V・ヘンダーソンの生活行動の援助について理解する。
事前課題(60分):「看護の基本となるもの」p33-81を読み、ヘンダーソンの基本的看護の要素についてまとめておく。
第12回
科学的思考を基盤にした看護実践の思考過程について理解する。
①看護の問題解決過程
②看護の人間の捉え方と看護ケアの提供過程
事前課題(60分):教科書 p.164-189を読む。
第13回
看護職が抱える倫理的ジレンマと看護職の責務について理解する。 事前学習(60分):教科書 p.238-259を読む。
第14回
1.現在の保健医療システムの成り立ちについて理解する。
2.チーム医療の中での看護職の独自な役割について理解する。
事前学習(60分):教科書: p.123-148を読む。
第15回
保健医療提供システムの中での看護職の役割と発展の方向性について理解する。
①拡大する看護職の役割
②我が国における看護の専門分化と専門看護制度の発達
成績評価と基準
以下を総合して評価する:
① 4つの事後課題 20%
②課題レポート30%
「提示した事例を読み、人間を全人的に捉えるとはどの様なことをいうのか、看護職には人を全人的に捉える視点がなぜ必要とされるのかについて、あなたの考えを述べなさい。」
③期末試験50%
履修上の注意
・授業では毎回、事前・事後学習が求められます。
・受身的に授業に参加するのではなく、事前・事後学習によって、学生自身が考え、自分の意見を書き留め今後の看護学部での学びへの足掛かりを掴んでください。
教科書
①松木光子編集:看護学概論 看護とは・看護学とは,第5版, ヌーヴエルヒロカワ,第5版,2011.
②バージニア・ヘンダーソン,小玉香津子訳:看護の基本となるもの,新装版,日本看護協会出版会,2009.
参考書・参考資料等
・野嶋佐由美編:看護学の概念と理論的基盤、日本看護協会出版会,2012.
・菱沼典子:看護学への招待、ライフサポート社、2015.
オフィスアワー
金曜日の15:00〜17:00