学部・学科 看護学部

卒業研究

卒業研究は自らが関心をもつ看護学領域において「研究テーマ」をしぼり、1年間を通じて指導教員とともに研究プロセスを実践し、論文作成・研究成果を共有しあいます。各看護学領域の卒業研究について、各担当教員が紹介します。

基礎看護学

自らの課題を探究し、考察を深める。

卒業研究では、学生たちが個々に選択した研究テーマにおいて論文を作成し、発表を行います。4月に授業計画をゼミ生に示し、6月中旬までに研究計画書を作成、8~9月に各フィールドでのデータ収集を行い、それぞれ課題の分析を進め、12月には卒業論文として仕上げていきます。この卒業研究のプロセスを通じて、研究テーマにおける課題分析や仮説検証のために必要な研究方法を体験することができ、卒業後に臨床などの研究活動を行う際の基礎力が身につくと考えています。

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-2015年度主な学生の研究テーマ-
・脳血管障害患者における背面解放座位による意識レベル改善への効果
・看護師の腰痛の要因と予防策の検討

成人看護学

終末期を迎える患者さんとどう向きあるか?

卒業研究を行う主な目的は、看護研究の意義を理解し、研究方法を学ぶことにあります。さらに、問題解決思考の基礎能力を培うことにもつながり、看護実践能力にも通じてきます。看護研究の指導にあたっては、文献をクリティークできる(研究的視点で読む)力、文献を読み込む力を身につけることを重要視しています。最初は論文を読み進めることに苦労するかもしれませんが、卒業研究を通じて論文をていねいに読み込む重要性を理解し、未来の看護研究者へと成長していくことを願っています。

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-2015年度主な学生の研究テーマ-
・終末期看護に携わる緩和ケア認定看護師の死生観形成のプロセス
・運動器障害をもつ人が経験する日常生活上の困難と対処

小児看護学

子どもに関する研究の場は広くあります。

-2015年度主な学生の研究テーマ-
・入院中の子どものきょうだいが抱く気持ち
・小児科外来・救急外来にくる子どもの心理に関する文献研究

母性看護学

助産師を希望する学生もいます。

-2015年度主な学生の研究テーマ-
・妊娠期における妊婦の母性不安・一般不安に関する尺度の推移
・育児不安の軽減に対する子育て支援制度の現状と課題

老年看護学

調査研究と文献検討により学びを深める。

-2015年度主な学生の研究テーマ-
・認知症高齢者の快感情を刺激し成功例のある排泄ケアについての文献検討
・「認知機能と笑いの関係性」に関する文献検討

精神看護学

精神看護について考える。

-2015年度主な学生の研究テーマ-
・パニック障害患者の理解
・統合失調症の子どもに対する親の思い

在宅看護学

自らの疑問を追究します。

-2015年度主な学生の研究テーマ-
・認知症の母親を介護する息子が抱く感情
・ケアとして行う動物介在活動(Animal Assisted Activity)の可能性について

公衆衛生看護学

保健師活動の意義と役割を考える。

-2015年度主な学生の研究テーマ-
・地域で生活している2型糖尿病患者の保健行動に影響を及ぼす要因に関する文献検討
・中学生のいじめの加害者に対する養護教諭の支援について