8月2日(土)・3日(日)に開催された狭山市入間川七夕まつり。台風9号の影響が心配されましたが、両日ともに天気に恵まれました。多くの方が会場を訪れ、狭山の街は大変な賑わいとなりました。本学からは、サービス経営学部の学生が2つのかき氷店を出店。今回は、その取り組みを、会場の様子とともに、ご報告します。
七夕まつりの会場は、狭山市駅西口のロータリーから始まります。色とりどりの七夕飾りは、子どもも大人も心が躍るものです。大きな笹飾りには、みんなの願いが結ばれていました。
中谷ゼミナールの矢来飾り
桜坂を下ると、すぐに見えてきたのが、西武文理大学の「矢来(やらい)飾り」です。
矢来飾りは、通りの両側に柱を立て、その間に通した柱からつり下げる飾りを指し、入間川七夕まつりの見所の一つとなっています。
今年の西武文理大学の矢来は、中谷勇介ゼミナールの2年生が制作しました。
狭山市のキャラクター「おりぴぃ」と、狭山市市制70周年を記念して考案した西武文理大学オリジナルキャラクター「ひこまる」が共演しています。まさに、織姫と彦星ですね。
ご来場の皆様を、「年に一度 ここにいる奇跡 輝く狭山と共に」というメッセージで出迎えます。
裏側のデザインを見ると、帰路につく方へのメッセージが記されています。
「離れていても 一緒だよ 輝く狭山で また逢える その日まで」
お祭りから帰る時、誰もが名残惜しさを感じてしまうものですが、このメッセージを見ると、「また来年も来たいな」と前向きな気持ちになれるような気がしました。
大人気!無料でできるピンポンカップイン
中谷ゼミナールでは、かき氷屋さんを出店しましたが、人気だったのが、キッズスペースで実施した子ども向けのゲーム、“ピンポンカップイン”です。
点数が書かれた紙コップをめがけて、ピンポン玉を5回投げ、合計した得点を競います。小さな子でも安心して参加できるゲームです。考えてみると、お祭り会場というのは、「買う」屋台や、「見る」ステージ等で構成されているので、このような「体験」できるゲームは、意外に少ないのです。子どもにとっても、子を持つ親にとっても、嬉しい企画だと感じました。
アクティブラーニングの授業から誕生した“かき氷屋さん”
メイン会場となる「まつり広場」の一角に出店したのは、本学サービス経営学部のアクティブラーニングの授業から誕生したかき氷屋さんです。授業の中でピッチコンテストを開催し、選ばれた2つのかき氷メニューを、日替わりで、実際に販売しました。
この日のイチオシは、何といっても、狭山抹茶「明松(みょうしょう)」を振りかけたかき氷。お値段200円。抹茶シロップだけでは味わえない苦みや香りが加わり、とても美味しかったです。
今回の授業は高大連携として、西武学園文理高校の生徒も探求学習の一環として一緒に企画・運営に携わっています。筆者が訪問した時間帯には、大学生3名と高校生2名が協力してかき氷屋さんを運営していました。
当日は、本学の屋台にお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました!
今後も、西武文理大学は、様々な形で、地元狭山の地域課題の解決や、より魅力的な街づくりに貢献できるよう取り組んでまいります。引き続き、本学の教育活動に、ご理解・ご協力の程、よろしくお願い致します。
(入試広報課 中川)