埼玉県立皆野高等学校の生徒が企画した「皆野・長瀞観光ツアー」に参加しました
埼玉県立皆野高等学校の生徒が企画した「皆野・長瀞観光ツアー」に参加しました。
タイトル写真は、「寳登山神社」で神社の歴史などを説明する皆野高生(皆野高等学校提供)
西武文理大学は、令和7年6月に埼玉県立皆野高等学校と高大連携の協定を締結しました。その目的は、皆野高等学校の「観光ビジネス」の授業で取り組む「オフシーズンの皆野・長瀞を楽しむツアー」プロジェクトを応援するためです。西武文理大学の岩瀬ゼミの大学生に参加してもらい、現地とネットでアドバイスをしてもらいました。そして、皆野高生が作成した5つのツアープランのプレゼン大会が7月に開催され、2つのプランが決まり、この度令和7年12月13日、皆野高等学校生企画の「皆野・長瀞観光ツアー」が実施されました。
2つのプランは、Aコース「普段ではできない体験」とBコース「青春と自然を楽しめる旅」となり、今回Aコースに参加しました。主な内容は、「斉藤農園」でのしいたけ収穫体験、「Mahora稲穂山」でのオリジナルキャンドル創作体験と昼食、長瀞での日本武尊がみそぎをした「寳登山神社」、宮沢賢治も歩いた「岩畳」観光などです。最後は、皆野高等学校の校舎の屋上に上って、秩父・皆野の星空を観賞しました(双眼鏡で清少納言が愛でた「スバル(昴)」を初めて見ました)。渋沢栄一が愛した長瀞「長生館」でのティータイム休憩など特別な時間を持てました。夕食は皆野町にある「ピザアロマ」で「日本一のピザ」(オーナーシェフが受賞したそうです)を堪能できました。
「Mahora稲穂山」で行われたオリジナルキャンドル創作体験の作品(皆野高等学校提供)
令和7年11月に西武文理大学と埼玉県秩父地域振興センターの共催で開催した「第2回ちちぶ伝習館セミナー」(「知的財産を学ぶ」をテーマにMahora稲穂山森のホールで開催)と併せて、今回の観光ツアーで皆野高等学校との連携事業はほぼ終了となります。今回の皆野高等学校のプロジェクトは、皆野・長瀞町観光協会を中心に、地元自治体・商工会・企業・団体を巻き込み、西武文理大学の大学生のような地域外の人材も参画して企画されたものです。秩父地域の「地域デザイン」を考える上で、貴重な実践モデルとなったのではないでしょうか。
文責:岩瀬忠篤(西武文理大学ちちぶ伝習館館長・サービス経営学部特任教授、知知夫地域デザイン研究所代表)
皆野高等学校のホームページに本件について掲載されています。
Aコースはこちらから、Bコースはこちらからご覧いただけます。
また、読売新聞朝刊(令和7年12月16日)26ページ(埼玉2)、読売新聞オンラインにも本件記事が掲載されています。
読売新聞オンラインの記事はこちらからご覧いただけます。



