看護研究は、日々の看護の中で感じる「なぜだろう」「もっとよい方法はないだろうか」という小さな疑問から始まります。講習会では、研究疑問から研究計画書を作成するまでの基本的な流れに加え、研究疑問を具体的な研究課題へと整理する方法や、先行研究を探すための文献検索について学びました。参加者は真剣な表情でメモを取りながら、熱心に講義に耳を傾けていました。
後半の演習では、日頃の臨床で気になっていることを出発点に、一人ひとりが自身の研究課題を考えました。講師に積極的に質問する姿が見られたほか、二人一組でのグループワークでは、和気あいあいとした雰囲気の中で意見を交わし、お互いの問いを深めながら、研究課題を明確にしていく様子が印象的でした。
患者さん一人ひとりにとって、よりよい看護を考え続けること。その出発点となる現場の疑問を研究へとつなげる学びを、大学の教員が現職の看護師と共有できた機会となりました。