さやま市民大学と連携して開催した令和5年度の「西武文理大学連携講座」が終了しました。

さやま市民大学は、狭山市の委託を受け、NPO法人さやま協働ネット（以下、「協働ネット」）が事業を実施しているもので、この講座は協働ネットのスタッフ3名と大学の教職員が話し合いを重ねて企画しました。従来、“健康”が大きなテーマでしたが、より多くの方に学んでいただきたいとの思いから、今年度は、日々の生活をより豊かにすることをテーマに「より豊かな生活のためのヒントを探す講座」と題して実施しました。

本年度の受講生は市内在住の60歳代から80歳代までの20名でした。4年ぶりに大学内の教室で授業を行うことができ、受講生の中には本学のスクールバスを利用して学生と一緒に通学したり、講義後に食堂でランチをしながら会話をしたり、ひとときのキャンパスライフを楽しんでいる様子も見られました。

授業は、全10回で初回の5月16日は看護学部大賀学部長が講師として登壇しました。その後はサービス経営学部の教員5名と看護学部の教員3名がそれぞれの専門領域や研究分野を題材として講義をしました。

最終回となる10月24日は、八巻学長が「21世紀のホスピタリティ～変化と多様性の時代において～」と題して講義を行いました。ご自身の子どものころのことや具体的な事例などを織り交ぜたお話に受講生の皆さんは真剣に耳を傾け、時折笑い声もあがりました。

この日の授業終了後には、食堂でスタッフと受講生が一同に会して食事をしながらこの講座の感想を述べあい、最後に協働ネットの講座リーダーよりお一人お一人に修了証書が手渡されました。

「より豊かな生活のためのヒントを探す講座」    全10回の講座内容はこちら